折りたたみ式スマホが今年のトレンドに サムスン、ファーウェイ相次ぎ発表

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 スペイン、バルセロナで行われた毎年2月に行われる世界最大のモバイル機器の見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」その年の指針となる見本市で大勢のメディアに注目されていたのが「折りたたみ式のスマートフォン」です。

 

折りたたみによるスマホのさらなる大画面化

折りたたみ式スマホのコンセプト自体はここ何年にもわたり構想はされてきましたが、ここに来て各社が同時に実用化に乗り出そうとしています。

 

かつては小型化する事に進化してきた携帯電話産業ですが、AppleのiPhoneが大型ディスプレイへ移行を進め大きなスマートフォンが主流になり中には6インチを超えるモデルも登場しスマートフォンとタブレットが組み合わさったような状況になっています。

大半のユーザーはスマホで撮った写真をスマホでしか見ません。搭載しているカメラの解像度が上がってもスマホでしか見ないわけですから高解像度の大型画面の必要性もスマホの内蔵カメラの性能向上と共に切っても切り離せない状況にあります。

 

ファーウェイ「HUAWEI Mate X」

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モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」でスマホ出荷数世界代2位のファーウェイから「HUAWEI Mate X」が発表されるとその形状と強気な価格で会場の話題をさらいました。

「HUAWEI Mate X」は折りたたみ式のガラケーのように画面を内側にたたむのではなく外側に折りたためる8インチプラスチック有機ELディスプレイを備えています。

Mate Xは折りたたむと6.6インチ前面スクリーンと6.4インチ背面スクリーンと使い分ける事が出来ます。手軽に持ち運びできながら大きな画面で見たいという消費者の需要に対応しようというものですが、価格がネックで日本円で約29万円するそうです。

最新技術の端末なだけに非常に高額となっています。

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サムソン「Galaxy Fold」

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スマートフォン世界シェア第1位のサムソン電子が発表した折りたたみ式スマホ「Galaxy Fold」も折りたたみした画面を広げると自動的に画面が大型表示されます。

大画面を生かしたマルチタスクで最大3つのアプリを同時に動かせます。

価格は日本円にして約22万円で4月26日に発売予定です。

「Galaxy Fold」は展開すると7.3インチの画面になり開いた大画面には継ぎ目はありません。折りたたむと外側に4.6インチのカバーディスプレイが露出します。こちらはメールのチェックなどサブ的な要素の使用を目的としてるのでしょうか。

バッテリーは両側に搭載し合計で4380mAh。

 

 

Royole「FlexPai」

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中国のスマートフォンメーカーRoyoleもサムスンに先んじて折りたたみスマートフォン「FlexPai」を発表しています。価格は日本円で約14万円を予定しています。

この端末もディスプレイそのものを折り曲げているディスプレイ側中央に枠やヒンジが出ないつくりになっています。

 

LG「 LG V50 ThinQ5G」

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LGエレクトロニクスも折りたたみスマートフォンの発表こそないものの大型化の波に乗り遅れないために「LG V50 ThinQ5G」に画面をほぼ2倍に出来るオプションが用意されています。オプションのケースを取り付ける事によって二つ折りのように開く6.2インチの画面を追加する事が出来ます。

また名称に5Gとつくように次世代高速通信5Gに対応しています。

 

ZTE/ドコモ「M Z-01K」

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2018年2月にドコモから発売した「M Z-01K」メインとサブディスプレイそれぞれ異なる操作が出来る2画面モードとメインとサブディスプレイを一つの画面として使用する大画面モード、折りたたんで普通のスマホのように一つの画面だけを使うモードなど色々な使い方が出来た。価格は約9万円。

 

Appleは折りたたみスマホの流れに乗り遅れか

AppleがiPadやiPhoneを発表した当時、発売前はこんなサイズの端末は日本では売れないという否定的な意見がネットではみられましたが、実際ふたを開けていると売れに売れてタブレットやスマートフォンの新しい流れを作り出してしまいました。

 

かつて時代をリードしてきたAppleですが、サムソンやLGの開発している曲げられるディスプレイの特許技術によりAppleは技術的に取り残されてしまったのでしょうか?

LGはApple、Google、マイクロソフト大手3社に折りたたみディスプレイの供給をすると発表しています。

Appleの共同創業者の一人スティーブ・ウォズニアックも折りたたみiPhoneが出ない事を懸念し自分も折りたたみスマートフォンが欲しいといった旨の発言をしている事から近い将来折りたたみ式のiPhoneが発売される事も充分考えられます。

 

コストや耐久面が今後の課題

折りたたみガラケーに馴染みの深い日本では結構売れそうな予感がしますが、価格がネックでサムスンやファーウェイ共に20万円を超える高価格での発表をしています。

最新のiPhoneも高価格化していってますし、もし折りたたみiPhoneが出せたとしても今すぐに買いやすい価格設定にとはならないかと思います。

 

まとめ

高画質のディスプレイやカメラの性能を売りにしてきたスマートフォンメーカーですがどこのメーカーも似たり寄ったりになってしまって素人の目には違いが分からなくなってしまいましたがこの折りたたみスマホの登場によって差別化や更なる選択肢の幅が広がる事を期待しています。

それでは以上、『折りたたみ式スマホが今後のトレンドに サムスン、ファーウェイ相次ぎ発表』でした。

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