パリの劇場でバンクシーの作品が盗難 描かれた金属製の扉ごと盗まれる

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2019年1月25日夜から26日未明にかけてフランスのコンサートホールの非常口の扉に描かれたバンクシーの作品が電動工具によって金属製の扉ごと切断し持ち去ったと報じています。盗まれた絵は最初本物かどうか不明でしたがインスタグラムのバンクシーのアカウントに画像が投稿されていた事で本物であると分かりました。

 

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東京都にもバンクシーの作品か?

小池都知事のTwitterを切っ掛けに広まった都内某所でもバンクシーの物ではないかという落書きが見つかり話題になってます。バンクシーはゲリラ的に壁などの公共物に反資本主義・反権力など政治色の強いメッセージの作品を残す芸術家としられていています。

バンクシーといえば去年も作品がオークションに出品され1億5千万円で落札された直後に額縁にあらかじめ内蔵されたシュレッダーで切り刻まれるなどして話題となりました

 

小池都知事の発言に賛否両論

 公共物の落書きに対して「東京への贈り物かも」なんて舞い上がった発言をして案の定というか、炎上してしまいました。

「公共物への落書きを肯定するのか?」「他のストリートアートは消すのにバンクシーならいいのか?」など反応は様々です。

 

現在は東京都が調査のために撤去しているそうですが本当に本物なのでしょうか?

 

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バンクシーの公式サイトに同じ絵が発見されましたが、バンクシーの作品はステンシル(型紙)を使った転写によるアートでありステンシルさえあれば同じ絵の量産が可能なのです。英国の通販サイト「eBay」などではバンクシーの同じ作品の型紙が売られていて誰でも真似できてしまうそうです。これは知事のとんだはやとちりか?

 

バンクシーの作品に価値がある理由

バンクシーの作品はどこまでが落書きでどこからがアートなのかその境界線があいまいで中には只の落書きと判断され清掃業者によって消されてしまったケースも多数存在しています。

バンクシー自身も自分の作品は美術館などに保管されたり資産となるようなものではないとしてナイキやソニー、マイクロソフトなどの数千万ポンドという高額なオファーも断っています。

落書きと評される一方で消えずに残っている作品の価値は高まっています。

昨年のサザビーズオークションでは出品された作品が100万ポンド(約1億5000万円)で落札されその直後に裁断されてしまいました。

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これはバンクシー自身が企画したイタズラでバンクシーが製作したシュレッダー内蔵の分厚い額縁に入ったまま出品され、バンクシーのスタッフが遠隔操作で落札と同時に機械を作動させたのです。

落札した人物は切り刻まれた作品でも所持し続けると表明しています。史上初めてオークションの最中に生で製作された作品だとし、シュレッダーにかけられて初めて完成した。「この破壊行為によって新たな評価と金銭的価値が付く」と仏美術専門誌で指摘されています。

 

 

名のある画家と分かると途端に手のひら返し

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小池都知事の発言にしても、これまで描かれた絵にしろ最初はただの落書きだと思っていたのにそれが名のある画家の絵だと分かった途端に手のひらを返されるバンクシーのそのさまはまるで『裸の大将放浪記』に出てくる山下清画伯のようです。

駐在さん「あの人がバンクシー先生だったのかー待ってくれバンクシーせんせーい」

バンクシー「は、早く逃げるんだな」(おにぎりを持って逃げるバンクシー)

それでは以上、『パリの劇場でバンクシーの作品が盗難 描かれた金属製の扉ごと盗まれる』でした。