【神回】「夏休み 子ども科学電話相談」恐竜回にハズレなし

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NHKラジオで朝放送している「夏休み 子ども科学電話相談」が面白いという話。

毎日、日によって「昆虫」「天文・宇宙」「植物」「動物」など取り上げるテーマが決まっていて

それぞれのテーマに沿った専門家の先生たちが子供の疑問に答えていくのですが

7月31日放送回が凄かったので一部省略しながら取り上げたいと思います。

 

子供向けと馬鹿に出来ない 恐竜の分野は特に凄い

どうしたら動物とお話できるの?なんて

純粋で可愛らしい質問してくる子供もいて聞いててほんわかしてしまうのですが

時々、大人のリスナーもついてこれないレベルの知識量を披露する質問者が現れます。

そういった回は「恐竜」に多く、去年も凄く恐竜に詳しい子供が出てきて

回答する先生もつい嬉しくなって専門的な難しい話をしたくなるのですが

ラジオを聴いてる人たちがついてこれる様になんとか抑えながら話をする様子が面白いです。

 

恐竜を解説してくれる小林快次先生と鳥を解説してくれる川上和人先生は

「鳥は恐竜派」と「恐竜は鳥派」とそれぞれのぶつかり合う学説に分かれていて

この2人が出ている時はハズレなしです。

  

本に毒がある恐竜がいると書いてありましたが本当?

答えてくれる先生

昆虫:久留飛克明先生

動物:小菅正夫先生

鳥:川上和人先生

恐竜:小林快次先生

 

質問者

あらたくん 小学2年生

 

あらたくん「川上先生(鳥の川上和人先生の事)の本に毒がある恐竜がいると書いてるとお母さんが言ってましたが本当ですか?」

 

小林先生「おはようございます。えーと、結論から言うと分かりません」

あらたくん「わから・・・ない・・?」

小林先生「要は毒があったっていう研究者といやいや間違いですという研究者もいたりして結論は着いていません」

あらたくん「はい」

 

小林先生「毒のある恐竜の名前って知ってる?」

あらたくん「シノルニトサウルス」

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小林先生「うん、そうだね。中国から見つかったラプトル系なんていうけど1mくらいの羽毛恐竜で歯のところに溝があるとかアゴに空洞があって毒の袋が入るスペースがあるとかいう研究者もいる」

小林先生「シノルニトサウルスが毒を持っていたかは別として、 あらたくんは爬虫類とか好き?」

あらたくん「爬虫類好き!ヤモリ捕まえた!」

小林先生「凄いね。そのヤモリに毒はあった?」

あらたくん「無かった、ニホンヤモリだったから」

小林先生「そっか、爬虫類ってトカゲとかヘビとかカメ、ワニとかいるけど毒を持ってるのって何か知ってる?」

あらたくん「ヘビですか?」

小林先生「そうだね、例えばマムシだとか・・・」

あらたくん「コモドオオトカゲ」

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小林先生「え?凄い!コモドオオトカゲ、その通りです」

川上先生参戦

あらたくん「鳥にも毒があるやつ知ってる!」

小林先生「どうなんですか川上先生?」

川上先生「鳥にも毒があるの知ってるの?なんてやつ?」

あらたくん「(聞き取れないスピードで数種類)」

スタジオどよめき

川上先生「凄いねー!僕が説明することなくなっちゃったね(唖然)」

川上先生「そうそうウズラの仲間なんだけど毒を持ってる虫や植物を食べてその毒を取り込んでるんだけど、自分で毒を作るんじゃないのと皮膚や筋肉に毒があるから化石に残らない」

小林先生「それじゃ哺乳類で何か知ってる?」

小菅先生「あっ、聞いてみて聞いてみて!」

小菅先生参戦

小菅先生「哺乳類で毒持ってるの知ってる?」

あらたくん「カモノハシ」

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小菅先生「おお~~!カモノハシはどこに毒がある?」

あらたくん「手?手ですか」

小菅先生「手か、ああ後ろ足なんだあれ」

あらたくん「爪?」

小菅先生「そうそう蹴爪っていう・・・ !?よく知ってるな」

小菅先生「それとねもう一種類いるんだよ動物」

あらたくん「知らない」

小菅先生「ああ~良かった知らないって~(ほっとする)おじさん喜んじゃ駄目だよね」

 

小菅先生「あのね猿の仲間でね、ロリスっていうの」

あらたくん「あ、ロリス知ってます。スローロリス」

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小菅先生「ああっ、君よく知ってるな!嬉しいなースローロリスはね脇の下に毒を分泌する腺があるんだよ」

 

昆虫にも当然毒を持つものは多いけどという話になり

久留飛先生「ほんとは昆虫は毒は持ちたくないんやと思うわ。あんな無駄なことしたくないけど、毒を持ってた方が生き残れたってことかもしれないよ」

 

恐竜から爬虫類、鳥類、哺乳類までカバーする小学2年生に各ジャンルの先生が総出で対応する熱い展開に

  

僕にもこんな子供時代があったはずだけど

ここまで博識な小学生ではなかったけど、小学生の頃は「生き物係」をしていたり

アリを観察する薄いアクリル製のケースも持ってました。(学研か何かの付録だったかも)

それでいろんな動物に興味を持って接していたなーって少し思い出しました。

夏はセミを取ったり、蜘蛛やトカゲを手で捕まえたりとか、大人になった今の方が怖くて虫に触れなくなってしまいました。

あの頃はこの小学生たちのようにいろんな疑問があった筈だけど大人になって

それらを忘れてきてしまいました。

質問者の子供も回答している先生たちもとても真剣で大人が聞いてもとても楽しめる番組です。

 

夏に続けて冬休みもやっています

「子ども科学電話相談」の放送は夏休みだけではなく冬休みにもやっています。冬休みではこんな面白い質問もありました。

人間はどうして白髪が生えるんですか?

「冬休み子ども科学電話相談」12月26日の放送では「人間はどうして白髪が生えるんですか?」という質問がありました。あっ、それは私も知りたいなと思ってました。私自身ここ何年かで白髪が増えてきているのを実感してきていて目立つ白髪を抜いたりブラックのヘアカラーで染めたりしています。

ハゲの治療なんかだと専門の高額なクリニックや実際に効果があるのか怪しい市販の毛生え薬やシャンプーだとかマッサージで血行を良くするといいだとかいろいろ聞きますが白髪治療って言葉は全然耳にしませんよね。

白髪は一旦なってしまったら染めるくらいしか対策はないのでしょうか?そもそも白髪になるメカニズムも知らなかったので私にとっては大変興味深い放送になりました。それではどんな内容だったのか簡単に紹介します。

 

質問者はののかちゃん小学校4年生です。

「人間はどうして白髪がはえるんですか?お父さんは色白で白髪ががたくさんあってお母さんは色黒で白髪があまりありません。肌の色は関係ありますか?」

 

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回答してくれるのは「心と体」を専門とする篠原菊紀(しのはら きくのり)先生です。

この日の放送は篠原先生の他にも「天文・宇宙」専門の永田美絵先生、「鳥」専門のバード川上こと川上和人先生、「ロボット・AI」専門の坂本真樹先生もスタジオに同席しています。

早速全国放送でお父さんの髪の毛事情を娘によって暴露されてしまいましたが篠原先生はどのように回答するのでしょうか。

篠原先生はまず人間以外でも白髪になるのか隣にいる鳥専門の先生、川上先生に白髪になる鳥はいるのか聞いてみました。

いきなり質問をパスされた川上先生は「鳥も歳をとるとちょっと白っぽくなることはあるけど殆どの鳥は死ぬまで同じ色。白になることはないんですよね、野生の鳥だと白くなると目立ってワシとかタカに狙われやすくなるから白くならないんじゃないかなと思います」と回答。

 

篠原先生「髪の毛の根元に毛根というか毛包(もうほう)というのがあってそこから髪の毛を作っていくのですが同時に色も作るんですよメラニンていうね」

篠原先生「なんだけど歳をとっていくと・・・そこがちょっと・・根性がなくなっていくんですよ?」

ののかちゃん「お、おぅ・・・」

篠原先生「おじさんの髪の毛はほぼ根性が無くて・・・おじさんの話聞いても仕方ないと思うけど、おじさんはハゲ優位のやや白髪」

ののかちゃん「なるほど(笑)」

 

毛包が髪の毛を作る時には髪の毛自体を作るのとメラニン色素によって色を作るという2つの作業を行っていて、どちらか一方の根性がなくなると、例えば髪は生えてくるけどメラミン色素を作る根性がなくなると白髪になるらしい。

 

篠原先生「メラミンというのは肌にも関係していて濃いと肌が黒くなるし薄いと白くなるし中間だと黄色っぽくなるとか」

そして今年の5月に研究発表されたんだけど、長いことストレスとか病気を受けると髪の毛が白くなるという事が起きるというのは明らかなのですが、それが肌の色を変えるときもあると衝撃の発表をする篠原先生。

 

突然マイケル・ジャクソンの肌の話題に

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篠原先生「マイケル・ジャクソンって知ってる?マイケル・ジャクソンっていう人はほっぺたが妙に白くなっちゃったりとか白斑症ていうんだけど白抜きの状態になって、ああいうストレスとかショックで色素抜けていくという事は起こるのでどうやら肌と髪の毛は関係ありそう」

メラミンの仕組みとしてストレスで肌や髪の色に変化を与えるというのは関係ありそうですが、今回の質問のような肌が色白だから白髪になるといった関連性はこの場合はどうやら当てはまらないそうです。

突然のマイケル・ジャクソンの話題に驚きましたがマイコーって白斑症なのかぁ知らなかった。

 

ののかちゃんも「マイケル・ジャクソンって分かる?」って話し振られれ「分かる!」って答えてて凄いね。今の子どもは知らないかと思ってましたが、他にもいろいろ会話していると「分かる!」「なるほど!」などときちんと相槌うって返事しているのが力強くて好印象でした。しっかり者です

この番組に出演している子どもは素人だし緊張もしているので先生に「分かったかな?」って聞かれても無言になって放送事故みたいになってしまう事が時々あるので聞いててヒヤヒヤする事があります。

 

追加質問・泣き虫を治す方法はありますか?

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ののかちゃん「もうひとつ質問していいですか、泣き虫を治す方法はありますか?」

さっきまで受け答えも元気でしっかりしていたので、ののかちゃんが泣き虫だという事に篠原先生も全然そんな感じがしないとびっくりしていました。ののかちゃんは悔しい時によく泣いてしまうそうです。なるほどなー

 

篠原先生「お父さんやお母さんが悔しいのを堪えてるなーって感じる事はあります?」

ののかちゃん「そういうのは無いです」

篠原先生「そうかーそれじゃあ、ののかちゃんも大人になったらそういうのはコントロール出きるようになるよ」

 

そういうのも泣きやすさとか笑いやすさというのは「行動特性」とか「性格特性」っていうんですけど3割から5割は遺伝的要因だという事が分かっているそうです。残りは「環境要因」といってスキルや技術が身につくと治るそうです。そうか泣き虫って遺伝だったのか・・・。

 

まとめ

この他にもいろいろな子どもが登場してそれぞれが興味深い質問をぶつけていました、「人間とロボットが結婚したらどんな子どもが生まれるんですか?」といった質問にもきちんと精子と卵子の説明から入りながらも子供を作る事だけが結婚じゃないんだよ配慮した答えをしていてほっこりしました。

2019年からは番組改編に伴い春から番組のレギュラー化となりました。

それでは以上、『【神回】「夏休み 子ども科学電話相談」恐竜回にハズレなし』 でした。